2017年09月04日

見本帳考

今年も各社さんの見本帳が出揃いました

ちょっと前までは大体同じような作りだったのですが ここ数年、各社個性が出てきています

まず、驚いたのがハマナカさんです

昨日、2冊届いたんですが・・・

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1冊でいいのに・・とかブツブツ言って手に取ると・・・あれ?なんか違うな・・

まず、厚みが違います

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向かって右の見本帳 良く見ると なんと「ダイジェスト版」と書いてあります

な、なんだよ ダイジェスト版って?

1ページ目を開いてみましょう

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ほう、ここは新製品を中心に 今まで通り糸見本が付いたページです

そして衝撃だったのが次のページです

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ダイジェスト版は なんと写真なのです!

画像では良く分からないかと思いますが 左側の糸見本がシッカリと揃っているのが写真のダイジェスト版

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右側の折れたり曲がっていたり 不自然なのが実物見本を付けた従来型の見本帳

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これはちょっとショッキングでした

これはどういう方を対象に作られたのか ちょっと疑問です

例えばドゥー!という超極太ロービングヤーンがあります

4番色の赤と 新色の11番色の赤ピンク

ダイジェスト版の写真だと違いがほとんど分からないんですよ!

これは他の糸にも言えます

ビックリしてハマナカさんに聞きました

すると、なんと リッチモアにも写真見本帳があるとか!

基本的に販売店には従来の見本帳が届くそうで、その先のお客様配布用にこの写真バージョンを作成したそうです

他社さんにもそんな動きはあって それでも問題ないという情報から 今季は半分ずつ作成したらしいです

お教室など通われている方は このダイジェスト版に出会えるかもしれません

ニッケさんの見本帳も変わり種です

普通に見ると秋冬の見本帳です

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裏返すと なんと春夏の見本帳!

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そうなんです!1冊で1年間の糸を載せているんです!

そしてニッケさんの特徴としては ハマナカさんのように全部を写真にするわけではなく、1色だけ現物を付けて他の色は編み地の写真を掲載しています

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ここにきて各社さん 販促品のコストカットが進んでいます

まずは見本帳より先に 編み地見本 がなくなりました

ほぼ写真です

以前は毎年のように実際に編んだ見本が付いてきて 編んだ感じや風合いが分かったのですが 今ではほとんど来ません

まぁ しょうがないのかなぁ

それでも 作品などで触れる編み地を作る努力はしていますので ぜひ、売場でご確認ください

経営効率も分かるんですが 手編み糸は色合いや風合いも大事なので 出来れば現物に沿った販促品が望ましいです

もし、画期的な結果が伴うのなら ニッケ方式もいいですよね

1年の流れが6月に分かるんですもの♪

まだまだ試行錯誤が続きそうな業界情報でした

posted by 毛糸まつり at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談